VIDEOTAPEMUISCの2019年作『The Secret Life of VIDEOTAPEMUSIC』収録楽曲「連絡船_feat.ロボ宙」を経て、待望の再コラボレーションが実現。ロボ宙の自宅に眠っていたVHSテープを素材にVIDEOTAPEMUISCが制作したトラックと、近所から宇宙までを自由に旅するようなロボ宙のラップが融合。エキゾチカ~モンド~ニューエイジ~ヒップホップを横断する名曲が誕生した。それぞれの自宅で撮影された素材を組み合わせて制作したミュージックビデオも公開中。
ーアーティストプロフィール
脱線3リーダー、スチャダラパー3本目のマイク、Afra、スチャダラ・アニとのドーナツ・ディスコ・デラックス、Robochu & DAU、Zen-La-RockとのSpace MC’z、スマーフ男組、曽我大穂、森俊二、KEN2D-SPECIAL、悪魔の沼 等々とのジャンルを横断した数々のセッション客演でも知られる、唯一無二の存在感と立ち位置で長きにわたり活躍する吟遊詩人ラッパー ロボ宙と、どこでもないどこかへ思いを巡らす妄想の夜、エキゾチック、ムード、ラウンジ、リゾート、甘酸っぱい青春感覚と憂いまでもがフィールドワークに綴られながら、ネクストなモダン・エキゾチック・サウンズを探求するVIDEOTAPEMUSICの二人による、VIDEOTAPEMUISCの2019年作『The Secret Life of VIDEOTAPEMUSIC』収録楽曲「連絡船 feat.ロボ宙」を経ての、待望の再コラボレーション・セッション。SFを超える時代になってしまった今だからこその未来への願い。
ーコメント
VIDEOTAPEMUSICのアルバム『The Secret Life of VIDEOTAPEMUSIC』に収められた「連絡船」を聴きながら、ロボ宙とVIDEOTAPEMUSICの相性の良さはいったいどこからくるものなのだろうかと考えていた。特定のムードのなかに言葉を落とし込むロボ宙のスタイルと、ある種の現代的ムード音楽という一面もあるVIDEOTAPEMUSICの作風の相性ゆえか。まるで磁石のS極とN極のように2人の世界観がぴったりと張り付いた「連絡船」を聴きながら、この先の物語をもっともっと聴いてみたいと願っていた。
ひとつの言葉が新たな言葉を生み、多様なイメージとイメージが結びつき、やがて愛と宇宙へ到達する「サイエンス・フィクション」。ノスタルジックなサンプルに誘われて世界の奥深くへと突き進む「Amazing World」。ここには素晴らしかった「連絡船」のその先にあるものが照らし出されている。ロボ宙のラップは思いがけず受信してしまった異国のラジオ放送のようにも聴こえるし、未来人からのメッセージにも聴こえる。だが、その言葉は現実逃避的なエキゾチシズムに流されることなく、私たちの現実を確かに射抜いている。
どこか懐かしい、少し先の未来から届けられた2曲。世界はこんなにも美しくて、驚きに満ち溢れている。息詰まるようなコロナ禍の暮らしのなかで、解き放たれていくような感覚を覚えるのは私だけではないはずだ。
大石始(ライター)
ビデオテープミュージックとロボ宙、お互いのイメージを補足し合うナイスな楽曲。このコラボ、もっと聴きたい!です。
shinco(スチャダラパー)
歳月を経てどんな時代がやって来ようとも、幼少期、少年期、青春期、大人になっても、ずっと頭の片隅で、どこかワクワクやドキドキするような、きたるべきエキゾチックSF未来宇宙へ思いを馳せている皆に捧げられた、ノスタルジック・フューチャーなるサイエンス・フィクション讃歌。
脱線3リーダー、スチャダラパー3本目のマイク、Afra、スチャダラ・アニとのドーナツ・ディスコ・デラックス、Robochu & DAU、Zen-La-RockとのSpace MC’z、スマーフ男組、曽我大穂、森俊二、KEN2D-SPECIAL、悪魔の沼 等々とのジャンルを横断した数々のセッション客演でも知られる、唯一無二の存在感と立ち位置で長きにわたり活躍する吟遊詩人ラッパー ロボ宙と、どこでもないどこかへ思いを巡らす妄想の夜、エキゾチック、ムード、ラウンジ、リゾート、甘酸っぱい青春感覚と憂いまでもがフィールドワークに綴られながら、ネクストなモダン・エキゾチック・サウンズを探求するVIDEOTAPEMUSICの二人による、VIDEOTAPEMUISCの2019年作『The Secret Life of VIDEOTAPEMUSIC』収録楽曲「連絡船 feat.ロボ宙」を経ての、待望の再コラボレーション・セッション。SFを超える時代になってしまった今だからこその未来への願い。
COMPUMA