ヴィジュアル・アートに革命をもたらした巨匠、ブライアン・イーノの大規模な展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」が6月3日より京都にて開催されるのを記念し、イーノが1992年〜1997年の間に制作した4つの名盤『Nerve Net』『The Shutov Assembly』『Neroli』『The Drop』、さらに2006年に日本で行われた展覧会会場でのみ発売された超レア盤『77 Million』を合わせた全5タイトルに、同時代に制作された未発表のボーナストラックを追加収録し、紙ジャケ・高音質UHQCDで一挙再発!
【The Shutov Assembly】
その名の通り、共産主義国家でイーノのレコードを手に入れるのは難しかったロシア人アーティストで友人でもあるセルゲイ・シュトフに捧げた作品で、弛緩した非現実性と呼ぶべきであろう感覚にいつの間にか誘われる『The Shutov Assembly』。未発表音源を集めたセルゲイ・シュトフへの極めて個人的なテープを作ろうと、自身で未発表音源のアーカイヴを聴き返すうちに、これまで気づかなかった作品同士の連続性に気づき、気づいたらフル・レングスのアルバムを創り出していたという今作は、それぞれの収録曲にイーノのオーディオ・ビジュアル・インスタレーションの作品名を冠し、音楽とアートを邂逅させた音楽史上に残る重要作品であると同時に、イーノ自身も認めるアンビエント・ワークスの集大成的作品となっている。未発表音源が追加収録され、オリジナルブックレット訳と伏見瞬による最新版の日本語解説を加えた解説書を封入。音源は高音質UHQCD(Ultimate High Quality CD) 、パッケージはミニLP仕様の紙ジャケ仕様での再発となる。
1. Triennale 4:06
2. Alhondiga 3:17
3. Markgraph 3:42
4. Lanzarote 8:39
5. Francisco 4:46
6. Riverside 3:51
7. Innocenti 4:20
8. Stedelijk 5:29
9. Ikebukuro 16:07
10. Cavallino 3:05
11. Lighthouse #166 (1990) -Bonus Track-